箱庭
あそびから広がる子どもの心の世界
こんにちは。
のびのび広場エミタス笠幡教室です。
笠幡教室では、子どもたちが自由に
玩具を配置して世界を作る
「箱庭あそび」を行っています。
今回、小学5年生の男の子が
取り組んだ箱庭から、
高学年らしい発想や社会性を
感じ取ることができました。
子どもの作品から観察できたこと
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多様なアイテムの組み合わせ
ヒーロー人形や怪獣、車、家具などが配置され、現実的な要素と非日常的な要素が融合した世界観が広がっていました。 -
ストーリー性のある配置
「戦い」「家庭」「冒険」といった複数のテーマが共存し、一つの物語のように展開されていました。高学年ならではの構成力が見られます。 -
動きのある表現
人形を動かしたり車を走らせたりと、ただ並べるのではなく“動きのある世界”を作っていた点が印象的でした。
療育的な視点からの読み取り
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安心と挑戦の表現
家庭的な家具と怪獣などの危険を象徴するアイテムを共存させることで、「安心できる場所」と「不安や挑戦」の両方を表現している可能性があります。 -
感情の整理とコントロール
ヒーローや乗り物を配置することで「守る」「助ける」という役割を担わせ、不安を乗り越える物語を自ら作っている様子がうかがえます。 -
社会的役割への関心
警察や救急車といった社会的シンボルを使うことは、他者や社会のルール・役割への理解や関心が高まっていることを示しています。小学5年生という年齢にふさわしい社会性の芽生えが見られます。 -
想像力と構成力の発達
多様なアイテムを組み合わせ、秩序立てて配置する姿には、ただの空想ではなく「物語を組み立てる力」が育っていることが読み取れます。
保護者の皆さまへ
箱庭あそびは、子どもが心の中にある
思いや関心を安心して表現できる活動です。
特に高学年になると、表現の幅が広がり、
作品の中に「自分なりの考え」や
「社会との関わり」が色濃く現れてきます。
私たちはそうした表現を受け止めながら、
子どもたちが安心して自分を理解し、
次の成長へつなげていけるよう
支援していきたいと思います。
🔸 見学・体験は随時受付中です
笠幡教室では、遊びや運動を通して
子どもたちの発達を支援しています。
ご興味のある方は、ぜひお気軽に
お問い合わせください
📞 お問い合わせ
放課後等デイサービス・児童発達支援
のびのび広場エミタス笠幡教室
☎ 049-299-7204 池ノ谷まで
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