第1回 にんにくってどんな植物?

25.10.17
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~土の中でじっくり育つ生命のしくみ~

こんにちは、野田教室です。

野田教室の畑では、

子どもたちの手でにんにくの

種まきを行いました。

にんにくの「種」と言っても、

実はあの白い球の中の

“ひとかけ(=鱗片 りんぺん)”が

種の役割をしているのです。

子どもたちは

「これがにんにくの赤ちゃんなんだね」と

不思議そうに眺めながら、

小さな指で土に穴をあけ、や

さしく植えていきました。

にんにくは、秋に植えて冬を

越す植物です。

寒い季節のあいだ、土の中で

ゆっくり根を伸ばし、春の訪れ

とともに地上に芽を出します。

この「冬のあいだに力をためる」時間が、

にんにくを元気に育てる大切なポイント。


自然のリズムに合わせて成長する姿から、

子どもたちは“待つことの大切さ”を

感じ取っています。

また、にんにくの球(たま)は、

いくつもの「かけら(鱗片)」が

重なってできています。

それぞれが独立した命を持ち、

再び土に植えると新しい

にんにくになります。

「にんにくって、家族みたいだね」

と話す子もいて、

命がつながっていく仕組みを

自然の中で学んでいるようでした。

畑では、子どもたちが

「芽が出たかな?」

「葉っぱの色が変わってきた!」

と観察を続けています。

触れる、見る、感じる

五感を使った学びの中に、

理科や自然の理解が自然と

育っていきます。

次回は、

「にんにくの歴史と、人との長いつながり」

についてお話しします。

私たちの食卓や文化に、にんにくが

どのように根づいてきたのかを

見ていきましょう。

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放課後等デイサービス・児童発達支援
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☎ 049-256-9743 發知まで

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