「子どもの姿勢が崩れる理由」

25.08.15
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感覚と体の発達の関係

こんにちは。

のびのび広場エミタス代表の山口です。


埼玉県川越市放課後等デイサービス

児童発達支援を行い、発達障がいのある

お子さま発達が気になるお子さま

成長をサポートしています。

「姿勢が崩れやすい」その理由はやる気

ではないかも

放課後や学校で、座っている姿勢がすぐに

崩れてしまうお子さまはいませんか?


背中が丸まる、腰がぐにゃっと落ちる、

左右に体が傾く…。


一見「集中力がない」「やる気が足りない」と

思われがちですが、

実は体や感覚の発達バランスに理由が

隠れていることがあります。

姿勢保持に関わる大切な感覚

人が姿勢を安定して保つためには、以下の

感覚が欠かせません。

  • 固有感覚:自分の体の位置や動きを把握する

  • 前庭感覚:重力やバランスを感じ取る

  • 触覚・視覚:周囲との距離や関係を感じる

これらの感覚がうまく統合されていないと、

どんなに「姿勢を正して」と声をかけても、

長く保つのは難しいのです。

姿勢が崩れやすい子の特徴

整体の現場や放課後等デイサービスで

出会うお子さまには、

次のような特徴が見られることがあります。

  • 背もたれがないと座り続けられない

  • 椅子に座っても体を横に向けたり体育座りを崩したりする

  • 背筋・腹筋に力が入りにくく、猫背になりやすい

  • 床に座ると体を揺らしたり、姿勢を頻繁に変える

これらは筋力不足だけが原因ではなく、

体幹の安定感や感覚統合の発達段階と関係しています。

原始反射と姿勢の関係

赤ちゃんの頃に備わっている原始反射は、

成長とともに自然と消えるのが一般的です。


しかし、何らかの理由で体に残っていると、

無意識のうちに姿勢や動きが不安定に

なりやすくなります。


原始反射の影響は、姿勢保持だけでなく

運動のしやすさにも関わるため、発達支援の

現場でも注目されています。

まとめ

「姿勢を正す」指示だけでは改善しない場合、

その背景には感覚の発達の偏りや体の土台の

未熟さがあるかもしれません。


大切なのは、正しい形を押し付けることでは

なく、自然に安定した姿勢が取れるような

環境や経験を積み重ねることです。

次回予告と教室案内

次回は、「原始反射とは何か?」そして

「どのような種類があるのか?」について

詳しく解説します。


川越市で放課後等デイサービス・

児童発達支援をお探しの方は、

ぜひご覧ください。

私たちのびのび広場エミタスは、

埼玉県川越市でお子さまの成長を

サポートしています。


現在、笠幡教室野田教室

療育を行っており、的場教室

2025年11月にオープン予定です。


遊び・運動・食育を取り入れた療育で、

お子さまが安心して成長できる環境を

整えています。


見学や体験も随時受付中ですので、

お気軽にお問い合わせください。

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