前頭前野って何?

25.09.24
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子どもの発達と関わる大切な脳の働き

こんにちは。

のびのび広場エミタス代表の山口です。

川越市で児童発達支援・

放課後等デイサービス

を行う中で、日々さまざまな

お子さまと関わっています。

脳の前頭前野と発達がい

子どもの

「集中が続かない」

「感情のコントロールが苦手」

「衝動的に動いてしまう」——

こうした姿には、脳の

前頭前野(ぜんとうぜんや)

という部分が深く関わっています。

今回は、

前頭前野の役割や発達との関係、

そして発達障がいの子どもたちに

見られる特徴についてわかりやすく

解説します。

前頭前野とは?

前頭前野は、脳の最も前側、

額のすぐ後ろに位置する部分です。

「人間らしい思考」や

「社会的な行動」を支える、

いわば脳の司令塔のような役割を

担っています。

主な役割

  • 注意・集中のコントロール
    周囲に気を取られずに課題に取り組む力を支えます。

  • 感情や衝動の抑制
    怒りや不安、衝動的な行動を抑えて落ち着いた判断を助けます。

  • 計画・判断・問題解決
    「もしこうしたらどうなるか?」と先を見通し、計画を立てる力につながります。

  • 社会性の発達
    他者の気持ちを想像したり、場に応じた行動を選んだりする力を育みます。

発達障がいとの関係

ADHDやASDなどの発達障がいを

持つ子どもでは、前頭前野の

働きが弱い傾向が見られる

ことがあります。

そのため、

  • 集中が続かない

  • 衝動的に動いてしまう

  • 気持ちの切り替えが難しい
    といった行動が日常生活や学習場面に表れることがあります。

これは「本人の努力不足」ではなく、

脳の機能の特性によるものです。

理解と適切な支援がとても大切になります。

前頭前野は育てられる

前頭前野は、生まれたときから

完成しているわけではなく、

思春期から20代にかけて時間を

かけて発達していきます。

そのため、次のような取り組みで

前頭前野の働きをサポートできます。

  • 環境の工夫:静かな作業スペースや視覚的な予定表で集中しやすくする

  • 体を使った活動:運動やリズム遊びで脳を刺激する

  • 安心できる人間関係:気持ちを受け止めてもらえる経験が、感情のコントロールを助ける

前頭前野は、

集中・感情のコントロール・

計画性・社会性など、

私たちの生活に欠かせない働きを

担う重要な脳の部分です。

発達障がいの子どもたちでは

前頭前野の働きが未発達なことがあり、

その行動は「ワザと」ではなく

脳の特性によるものです。

成長にあわせた環境づくりや支援を通じて、

前頭前野の発達をゆっくり育んで

いくことができます。

川越市で児童発達支援・

放課後等デイサービス

をお探しの方へ

のびのび広場エミタスは、埼玉県川越市

でお子さまの発達をサポートしています。

現在、笠幡教室・野田教室で療育を

行っており、的場教室は2025年11月

にオープンします


遊び・運動・食育を取り入れた療育で、

お子さまが安心して成長できる

環境を整えています。

見学や体験も随時受付中です。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

笠幡教室 049-299-7204(池ノ谷)

野田教室 049-256-9743(發知)

的場教室 049-299-7204(川上)

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