【こころの応援便】vol.10(心のケア)

25.10.06
Pocket

「子どもがいじめられているかもしれない」

そんな不安と苦しみに寄り添って

子どもが「学校行きたくない」と

言い出した朝。

心に何かが引っかかっていて、

親として見過ごせない気配を感じた。

よくよく聞いてみると、どうやら

“いじめられているかもしれない”…。

母親として、胸が張り裂けそうな

気持ちになるのは当然です。

「なんでうちの子が?」

「何がいけなかったの?」

「学校に相談しても全然動いてくれない。

もうどうしたらいいのかわからない…」

そんな声を、私はたくさん聞いてきました。

でも、どうか覚えておいてください。

あなたは、たったひとりでも、

我が子の味方になろうと立ち上がった、

強くて優しいお母さんです。

 お釈迦さまの言葉より

「灯火をともし、自らを照らしなさい。他人の光に頼ってはいけない」

(法句経より)

この言葉は、他人がどうであっても、

自分自身の中に希望の光を

見出す大切さを説いたものです。

子どもの苦しみも、お母さんの不安も、

“今すぐには”解決しないかもしれません。

けれど、今日のあなたの声かけや

抱きしめる腕のぬくもりが、

子どもにとっての「小さな光」になります。

忘れないでほしいこと

  • あなたが「味方でいるよ」と伝えるだけで、子どもは勇気をもらえます。

  • 子どもが言葉にできない思いも、「わかろう」とする姿勢が伝わります。

  • 苦しいときこそ、第三者(カウンセラーや民間団体)に話すことも選択肢です。

「全部ひとりで抱えなくていい」

それをまずは、お母さん自身が自分に

言ってあげてください。

あなたとあなたのお子さんに、

小さな光が差し込んでいきますように。

必要なときは、ここでもいつでも

お話を聞きますね。

— 心より、応援をこめて。

関連記事

埼玉県川越市放課後等デイサービスのびのび広場エミタスへスマホでお問合せ
埼玉県川越市の放課後等デイサービス・発達支援事業所のびのび広場エミタスLINE登録バナー