土に触れることの効果
25.09.12
〜手から広がる学び〜
こんにちは、野田教室です。
前回は「畑作業と自然とのつながり」
についてご紹介しました。
今回は、畑作業の中でも特に大切な
「土に触れること」 が、子どもたちに
どんな効果をもたらすのかをお伝えします。
手先の巧緻性を育てる
小さなスコップで土を掘ったり、
苗を植えたりする作業は、
指先や手の動きを自然に鍛えます。
「力を入れる」「やさしく扱う」と
いった調整を繰り返すことで、
手先の器用さが育まれ、日常生活の動作
(箸を使う、書く、ボタンを留めるなど)
にも良い影響を与えていきます。
感覚遊びとしての魅力
土はサラサラだったり、しっとりしていたり、
時には冷たく感じることもあります。
こうした感触は、子どもたちにとって
立派な「感覚遊び」です。
-
感覚が敏感な子 → 少しずつ慣れる練習に
-
感覚が鈍い子 → しっかり刺激を受けて感覚を育てるチャンスに
土に触れる体験は、一人ひとりの感覚の
発達を支える大切な活動になります。
根気強さと集中力を養う
種をまいても、すぐには芽は出ません。
土をかけ、水をやり、毎日少しずつ
成長を待つ時間が必要です。
この「待つ経験」や「コツコツ続ける経験」が、
自然と根気強さや集中力につながります。
子どもたちの「できた!」という喜びは、
努力が実った瞬間の大きな達成感にもなります。
土に触れることは、単なる畑作業ではなく、
子どもたちの 感覚・手先・心 をバランスよく
育てる大切な体験です。
今回は大根の種を撒きましたが
さっそく芽が出てきました。
野田教室では、こうした自然の中での
小さな活動を通じて、子どもたち一人ひとりの
成長を支えています。
次回は「野菜を育てることで養われる力」
についてご紹介します。
どうぞお楽しみに!
📞 お問い合わせ
放課後等デイサービス・児童発達支援
のびのび広場エミタス野田教室
☎ 049-256-9743 發知まで
畑作業と療育 »
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